【学習指導案】

技術教育学の専門家である信州大学 村松浩幸教授に監修いただき、情報通信ネットワークを支えるドメインやDNSの仕組みと、それらの管理・運用という仕事があることを知っていただくため、学習指導案のモデルケースを作成致しました。

※中学校学習指導要領 技術・家庭編技術分野「D 情報の技術」に準拠した内容になっております。

ぜひ先生方にご活用いただき、授業実践の一助となれば幸いです。

インターネットを支える仕組み

授業で使ったスライド

インターネットを支える仕事(JPRS講演動画)


信州大学 村松教授コメント

村松浩幸

中学生にとってインターネットは日常的ツールであり,ウェブサイトが表示されることも当たり前である。そしてその技術が,ネットワーク運用に関わる多くの人たちのさまざまな仕事に支えられていると感じる生徒はほとんどいない。本授業は,この課題を解決すべく,JPRSのドメイン教材を活用して考案された。1時間設定であり,技術の授業時数の少なさに困っている先生方も試しやすいであろう。

GIGA端末も活用した互いの考えを共有する展開もぜひ試したい。試行授業において,生徒達は,技術的な仕組みの理解のみならず,そこに携わる方々に思いを馳せ,感謝の気持ちを持っていた。これは情報技術の学びであるとともに,技術を通してのキャリア教育でもある。

先生方には,本提案を追実践されるのみならず,さらに良い授業を創りだし,子どもたちの技術の学びを深めていていただきたいと願う。また,先生方の研修としても関連教材の一読を勧めたい。

村松浩幸